僕の治療法

僕の治療法は、伝統はり・きゅう術。
テレビで見るような、電気を流したり、ぶすぶすとさしていく方法とは違うんですよね。

伝統はり・きゅう術とは、江戸時代に確立されたはり・きゅうの治療法です。俗に『脈診流』とも呼ばれています。２０００年以上も前に中国で確立されたはり・きゅうの治療法は、１４００年前ぐらいに日本に伝わり、江戸時代に盲人のはり師杉山わいちによって日本独自の治療法が出来あがりました。当院では、その技術を受け継ぎ、実践しています。
　
脈診流とは、望診、聞診、問診、切診の四つの診察から得られた情報を脈を診て治療法を決定するやりかたをいうのであります。また、治療方針の決定ばかりではなく病気の診断や治りやすいか、治りにくいかなども判断するのです。
この方法は、江戸時代までの鍼(はり)師は、当然みんなが行なっていたことですが、西洋医学が導入されてからこのような伝統的鍼灸術が脈診流とよばれるようになったのです。そして残念なことに、この伝統的スタイルを伝承し実践する鍼(はり)師が大変少なくなってしまいました。

なんか、か～な～り専門的になっちゃいましたね・・・(^^ゞ